中原こどもクリニック 

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子宮頸がんワクチンの接種後に体の痛みや歩行障害などの重い副作用が表れている問題で、厚生労働省は6月14日、「積極的な勧奨を一時的に差し控える」と発表しました。
 
重篤な副作用の頻度は他のワクチンと同様少ないものの、原因不明の慢性的な痛みを訴える例が複数報告されていることを重視し、国民にリスクをわかりやすく説明する情報を整理するまでの暫定措置をとったわけです。
 
しかし中止となったわけではありませんので、希望があれば接種は可能です。但しこの文章を読んでから接種となりますので、良くお読み下さい。
 
新規に子宮頚がんワクチンを接種する人には、新しいワクチンであるガーダシルを勧めています。すでにサーバリックスを接種した方は、サーバリックスを続けてください。新しいワクチンは子宮頚がんに対しての効果は従来と同等ですが、さらに外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマの予防効果もあるためです。サーバリックスを接種される方は「サーバリックスを受ける方へ」、ガーダシルを接種される方は「ガーダシルを受ける方へ」を必ずお読みになった上でご予約ください。